大人。
大人になれば成る程傷付く事は多くなり
傷の治りは遅くなる。
だから痛みに鈍感にならないと生きてゆけないんだ。
そして人は拠り所を探して生きる。
例えば仕事、例えば恋、例えば家族
仕事を拠り所として生きてきた僕が仕事を失った今これから先
どう生きていけばいいのだろう?と何度考えただろう?
家族も失い、恋する相手もおらず、途方にくれてばかりだった。
しかも、ただ普通に仕事を失うだけなら立ち直れたかもしれない
けど「治らない病気です」と宣告され死の淵を彷徨い普通には働
けない身体になり周囲からは憐れみと侮蔑の屈辱を受け「病気だ
から」と差別され自分は社会の一員じゃ無いんじゃないかと自ら
思いながら長い時間を過ごしてきた。
他の人には、たかが数年かもしれないけど僕にとっては長く遠い
時間と道程だった。
ママと出会えた奇跡。
出会えた事で得られた幸せ。
忘れていた喜びと生きる気力。
早く死ぬ事ばかりを毎日考えていた僕を変えてくれた人。
互いの苦労や悩みは半分に、喜びは二倍にしようと誓い合えた喜
びは何物にも代えがたい事だった・・・・・・。
僕も人生の2/3以上を終えて大人の淋しさは何度も感じ傷付き
悩み苦しんできた。
だから・・・せめて残りの人生は二人で家族で幸せでありたい。
仕事も在宅ワークだけど大手の会社で6ヵ月から1年でで社員登
用への道が開け、逆に社員になれなければ1年で終わる。
だから自分の為、家族の為、採用されたら必死に頑張る。
在宅ワークでディスクワークだから僕にも出来る仕事だし嫌いじゃ
無い接客の仕事だから頑張れる。
もう淋しく生きるのはやめたい・・・・・。
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